おとなになるぞ

頑張らず頑張りたい

「安全な今ここ」への戻って来る方法覚え書き

私は影響を受けやすい。
SNSを代表とするネットや、私の趣味の1つである読書や観劇や映画鑑賞、私と関わる人々や、関わりの無い人達からも影響を受ける。
それは良い影響ももちろんあるけれど、沈んだり、フィクションの世界に逃亡してなかなか帰って来れなくなることもある。それで寝食を忘れてのめり込んだり、うつが悪化したり、衝動的に散財したり、逃亡先が無くなった時に新たな依存先を求めたりなど、生活に悪影響を及ぼすこともある。

また、私は体質的にも生育歴的にもフラッシュバックを起こしやすい。起こってしまえば、今ここの自分であればもう済んだことだ、乗り越えたのだと感じられる事でも
「死んだ方がマシだ」
と感じていたあの頃に引っ張り戻される。

どちらも私を安定させる上では非常に厄介なものなので、適度なところで
「安全な今ここ」
に戻ってくる必要がある。
どっぷり行ってしまってる時は戻って来る方法を忘れたり、戻って来れることそのものを忘れたり、そもそも「安全な今ここ」なんてものは無いと思ってしまったりする。
縋る縁の無い不安と対峙するのは怖いけれど、とにかく今この瞬間は安全であるということを体が分からなければならない。

ということで、
「あ、結構本来の自分の状態から離れてる」
と感じた時にやることリスト〜ドンドンパフパフ〜

・体のタッピング
体のあちこちを軽く叩く。「今ここ」に体が居る事を思い出させる。
ただし自傷行為に繋がりそうなら即刻やめる。

・時間を確認する
何時頃から、または何日、何週間、何ヶ月前からこの状態か把握する。おおよそで良い。フラッシュバックや他人の世界にどれだけ居たのか把握する。長期間の場合の始まりは覚えていない事が多いので、少なくとも今日何時頃からその状態が始まったか確認する。
食事、服薬などのスキップが無いか、煙草の減り方等の確認をする。

・記憶をつなぐ
本来の状態からどういう経緯で離れていったかを思い出す。
この時、離れていった事を批判的に捉えない。

・五感、特に嗅覚と触覚に集中する。
電気はしんどければ消しておく。音もしんどければイヤーマフ等で調整して良い。
ご飯を炊いている匂い、お茶の匂い、靴下の中の足の感触、枕に触っている頭の感触、どこの筋肉に力が入っているか・あるいは入らないか、痛みは無いか等々…

・抜けたては戻りやすいので、出来るだけ何も考えずに力を抜いておく。寝ても良い。

今思いつくのはこの辺り。
あと、自分の体から逃亡する必要がある時にはしたらいいと思う。ただし、生活及び心身を壊さない範囲で留められるようにした方が良いので、心がける。
楽しい逃亡の時ほど帰って来にくくなるので、生活中心に考えることを心がける。