おとなになるぞ

頑張らず頑張りたい

友達と呼ばせて

先日、私のお友達が我が家に来て合同お誕生日会をしました。
お友達は用意周到で、沢山の飾りものやイベントグッズとプレゼントを持参してくれました。なにより、とても嬉しい手紙をくれました。
私はとても感動したし、尊い瞬間だと思い、この瞬間が永遠に続かないことをとても悲しく思いました。
いつもそのお友達には、助けられ、救われ、励まされています。これからも大切にしたい。


私は過去に、一緒に遊んだり、誕生日を祝ったり、私が力になれることがないか探し、私なりに心と力を尽くし、大切にしているつもりの人と、気まずくなり疎遠になったり嫌われたり絶縁を申し渡されたりそもそも友達じゃないと言われたりしたことがあります。
おそらく私に発達障害適応障害、不安障害や愛着障害人格障害があり、距離感を上手く取れ無かったことや、勝手に距離や関係性を思い込み配慮を欠き傷付けたり辛い思いをさせる言動をしたり、負担を強いることをしたのだと思います。
その人たちと関係を絶たなければならなくなった事や、気まずくなってしまったことを、とても悲しくショックに思い、後悔し、申し訳なかったと思っています。そしてもし過去に戻れても、どうしてそうなったのか、どうすればよかったのか、今でも分かりません。
だけどそれは伝わらなくても良いと思っています。
私の事をどう思うかは、その人の持ち物です。私の感情で左右しなくても良いものです。

そしてこうした事も、初めての事ではありません。

だから、先日お友達がお泊まりに来てお誕生日会をする事に、正直恐れを抱いていました。
私は不出来な人間だから、また友人を失うきっかけを作ってしまうのでは無いかと思ったからです。

私は、自分が大切に思う人とは、大切に思うほど、距離を置くべきなのではないか、私には大切な人を大切にするスキルが無く、スキルが身に付くまでは近付くべきでは無いのではないか、と言うより障害は治ることは無いのだからスキルを身に付けるなんて現実的では無いのではないか、同じことをまた何度も繰り返すのかとも思いましたし、今も恐れています。

しかし、お友達とこれからも仲良くいたい、大切に思っている事を伝えたい、共に生きていることを祝福したいという気持ちを抑えることが出来ませんでした。

だからお友達、ごめんなさい。
私みたいな人と一緒にお誕生日を祝ってくれてありがとう。
そしてどうか、あなたが私を嫌になるまで、あなたのことを友達と呼ばせて。