おとなになるぞ

頑張らず頑張りたい

カッティングについて

私は自傷をする。カットする。足を、太ももを切る。毎日ではない。ただそわそわしたりドキドキしたり頓服を忘れてしまったりパニックになっていたり具合が悪い時は切る事がある。
それはひとえに少しでも息をしやすくするためだ。
私は呼吸ができない時、傷口から酸素を取り入れる事がままある。そうでもしないと息が出来なくなる事が度々あるということだ。

私はその行為について叱られたくないし、心配されたくないし、慰められたくない、迷惑がられるのは最悪。
私は息をしているだけで偉い。

私は私の足や傷を愛している。傷付けられ続けても傷つき続けても、私を死なせず譲り渡さなかった生存の闘いの勲章だと思っている。

傷付いた時、本当は薬で落ち着く方がいい事も分かっているけれど、いつでも薬がある訳じゃないし、すぐに効いてくれる訳でもない。
それでも何とかこの暴れ馬のような私を乗りこなすために薬もきちんと服用している。

そんなに傷付くならなんで傷付く場所から離れないのかという気持ちもあるが、傷つき易いからといって好きな事を諦めなければならないのは悔しいし嫌だ。私は今、自分が選んだ居たい所に居ることが出来てきつつある。
好きなことや場所で息が出来なくなる事があっても、私はそこが好きだから、傷付いてもそこに居たい。
私が傷付かない空感や時間が続けばいいと思うけど、そう上手くはいかない。
私は簡単に苦しむし傷付くし息が出来なくなる。

言いたいことがあるなら社会を、傷つき易い私を、過去を、今を、何とかしてから言って欲しい。他にどうしようもないし私は生きる為に頑張っているからこれ以上誰かに責められたくない。

これを書いている私は泣いている。