おとなになるぞ

頑張らず頑張りたい

退学式について

明日は退学式です。

その後には退学旅行も計画しています。

私たちは卒業が出来なかった人達です。あと私たちの学校には修学旅行もありません。

私たちは頑張ってきました。毎日まいにち頑張ってきました。

生きるのが上手な人は、特に頑張らなくても何とかなったり、たくさん頑張ったら何とかなったり何ともならなくても当たり前のように卒業を迎え、節目節目で祝福を受けますよね。

私たちは生きるのが下手だったり邪魔されてたりでいつか来るかも知れない節目まで生き抜くのもなかなかしんどい。

報われない。

この報われなさに、私はこの高校に入る前から心身をやられてきました。なんで、なんで、私はこんなに頑張ってるのに、人の分も頑張ってるのに、なんで上手に生きられないの。なんで褒めて貰えないの。私の頑張りの上で胡座をかいてるひとばっかり褒められてずるい。死んでしまえ。

まぁそんな感じで学校は嫌いでしたし、今では最初は好きだったけど向こう(学校)から好かれなかったから捨てた元カレみたいなもんです。

遊びだったのね。

幸せになるのが最大の復讐だと誰かが言ってました。都合の良い表現だよなって思います。誰かに加害してるかも知れない罪悪感から逃れたいだけじゃねえのって思います。だけど。

私が退学式をする事は、私が幸せになることは、私が祝福を受けることは、あの報われない日々への報復です。

見てろよとは思いません。聞けとも思いません。二度と近寄らないで欲しいし、後悔する以外の形で思い出される事も不愉快です。

が、言わせて下さい。

私は幸せです。ざまあみろ。大嫌いだ。ばーか!